マーラ連邦社会主義人民共和国
306:
石原徹
:2014/10/31 06:04
【恐るべきほど信じがたい奴隷制復活宣言】
北マーラ連邦は、外貨獲得手段として、世界各地にマーラ人労働者の人材派遣を行っており、中南米や旧ソ連諸国に、モンゴル、シベリア、中国内陸部、アフリカ、南太平洋、中東、東欧などに渡る。
しかし、この労働環境の実態が非人道的で、人材派遣の美名を謳った現代版奴隷制とも言うべき恐るべきほど信じがたい噂が流れてきた。
それは、タダ同然の低賃金で劣悪な環境の下で重労働を強いらされて、中には怪我や病気、最悪な場合は絶命した労働者もいるくらいだ。
北マーラ連邦は、この人材派遣によって、海外で食糧や資源を生産し輸出するために、自国民を労働者として各国の農場や鉱山、建設現場、土木作業、軍事基地の警備、果てまた原発作業員として働かせている。
彼らの賃金から国が強制的に天引きし、手元に残るのは僅かなものだという。彼らはそれぞれ集団で各国に派遣されて、派遣先の北マーラ連邦政府が管理する寮に入れさせて生活させる。どんな酷暑でも極寒の地でも、彼らは現地人が驚くほど勤勉に働く。
それは、祖国に忠誠を誓い、金聖哲のために死んでも尽くして命を捧げるように洗脳されているからなのだ。だから誰も反抗しない。
だが、この人材派遣制度は、何も表の仕事だけではなく、「裏」のビジネスでも行われている。主に売春や武器の密輸、麻薬の生産といった違法な国家犯罪の手先として自国民を働かせているのである。
この件に関して、北マーラ連邦政府は、一切関与を否定するどころか、むしろ国家の発展のために寄与しているから問題無いなど開き直っている。
■査定・保険・見積
■
前のページ
■
次のページ
■
最初から読む
■
最新10件
■
返信する
■
スレッド一覧へ
■
↑TOPへ