いわきのパノラマで
164: ◆fmJRnC5rvE:2009/02/03 02:04
缶コーヒーを握り締め、店の外に出る…
 
スレ違い際に彼女♀は店に入っていく。
 
…いい香りだ。
 
可憐で明るく元気になるその香りは彼女の風貌に良く合っている気がした。
 
 
いつもなら車に乗って帰路につくのだが、もう一度彼女の顔がみたくて、何気なく自分の車に寄りかかっていた。
 
 
何やら店員と気さくに話している…挨拶程度なのか、買い物を終えて店から出てきた。
 
 
駐車した場所は1台分離れていたが、
 
ふっ と、わずかに香る彼女のにおい。
 
 
小走りで車に乗り込み、俺を見る事なくエンジンをかけた。
 
まぁそんなものか。
 
何かに期待していた俺もバカだが、たまにはこんな朝も良い。
自分もローソンを後にした。
 
横に広がる視界の奥から朝を知らせる太陽が昇る。
 
 
缶コーヒーの香りが、彼女の香りをかきけした。
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