どの形式のシビックが好き?
8::2014/06/22 16:15
金聖哲は、自ら「神聖なるマーラ・ティンプォ・アミダーラ法皇陛下」と僭称し、人民に自身への忠誠を強制して、逆らう者は死刑にした。財政は破綻し、ハイパーインフレが発生、大量の失業者と餓死者を出した。
金聖哲は、数々の人権侵害、思想や言論の自由の弾圧、秘密警察と人民裁判による敵対勢力の大量粛清、政治犯強制収容所での思想改造と強制無償労働、
偽札の密造、麻薬の栽培と密輸、テロ組織や独裁国家への武器の密売や大量破壊兵器の製造技術の売却など国家犯罪を外貨獲得手段とした。
また金聖哲自身も、革命親衛隊や諜報機関所属の秘密特殊工作員を使って、世界各国でテロや暗殺を実行してきた。また違法な賭博や売春を世界中に斡旋し、その軍資金でミサイルや核開発を進めた。
要人暗殺に敵対勢力の粛清、軍事顧問を派遣しゲリラ戦を指導したり、マフィアを援助したり、捕鯨船に対する武力襲撃、地下鉄に毒ガスを撒いたり、ハイジャックや自爆テロなど行った。
アメリカはマーラ連邦社会主義人民共和国を「テロ支援国家」と認定し、経済制裁を発動。国連も非難決議を全会一致で採択した。
負けじと金聖哲も、核弾頭を積んだ車でホワイトハウスに乗りつけたり、クレムリンの壁に立ち小便したり、アメリカとソビエトに喧嘩を売り、第三次大戦を引き起こし、革命の英雄と呼ばれた。

しかし、地獄の悪魔の支配は長くなかった。亡命者による反政府軍を欧米が支援し、クーデターを蜂起して金聖哲政権を倒す計画を実行、金聖哲一族は国外追放されてしまい。金聖哲政権は崩壊した。
暫定政権が発足し、民主政治と自由経済を取り入れた憲法を発布し、そして「マーラの非人道的行為に関する特別法廷」を開き、金聖哲ら政権幹部らを人道に対する罪などで裁こうとしたが、金聖哲は出廷を拒否り、ロシアに亡命した。
そのうち金聖哲は、持病の糖尿病や高血圧が悪化して、脳梗塞を患い倒れた。そして病気を理由に出廷を頑なに拒み続け、精神疾患も併発して、モスクワの癲狂院に入院した。
金聖哲本人不在の欠席裁判が開廷して、一審で全員が死刑判決を言い渡され、その報せを聞いた金聖哲は、「嫌だ!死にたくない!私はやってない、潔白だ!何故なんだチクショー!!」と絶叫した。
その後、マーラでは金聖哲の残党と暫定政府軍と内戦に突入して無政府状態に陥った。間もなく金聖哲は発狂して奇声を挙げて自殺した。
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