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グリップの人って・・・
306: アンチウンチクでも語り屋 : 2007/09/13 21:51
特殊な練習は、脳の別の部分に働きかける効果があり、スキーマを違った角度から磨くことができるため非常に有効だが
以下に有効な練習例等を挙げる。

・両極端の事をやり、脳のいろんな部分に働きかける。例えば、ヘアピンの連続のような峠を走りこみ、同じ日に今度は高速コーナー
ばかりの峠で走る、軽からハイパワー車に同日中に両方練習する、ドリフト走行でしばらく練習しその後すぐにグリップ走行で練習する、
など、他にも挙げられるがつまり極端に違う2つのことをしかもなるべく同時間中にすることでスキーマが形成される。
・コの字階段、らせん型階段を上り下りする時、必ず毎回自分を車に見立ててコーナーだと思って通る。
例えば左回りで上がっていく階段(立体駐車場などによくある)で上りはヒルクライムの左コーナー、下がっていく方はダウンヒルの右コーナー
とイメージして通る。このとき重要なのは、車に乗っているときと同じように自分自身に荷重移動をかけること。
下りであれば、ブレ-キングによるピッチング⇒ブレーキ残しによるフロント荷重のリヤへの配分⇒アクセルオンによるリヤタイヤの沈みこみ、とイメージをする。
このように、普段から車に乗っている感覚を持ち続ける。実際体もピッチ、ヨー、ロールと体を大げさに動かす。
・脱力のみの練習をする。難しいことを一度一切忘れてとにかく力を抜いて走ってみる。大事なのはラインやスピードそのものより力を抜いていること自体に集中安&意識する事。
とにかくハンドル、シフトをソフトに(イメージ的にはエロティックに)握りそれだけに特化する。
そうしてしばらくそれで走ってると・・・あら、見えないところが見えてくるじゃない。「俺って意外に急ハンドル切ってるな」とか、ノーマル車のヤツなんかだと「あれ、曲がろうとするさらに前に
一発蛇角をハンドルの遊び分だけあらかじめ切っておくとその後のロールコントロールがしやすいじゃないの!」とか。とにかくいろいろ気付ける。
脱力=気付き、気付くための行為となる。いいか、コノ練習は何度も言うようだけど、他の難しいことは一切考えるな。力を抜くことが最優先。

以上、キーワードは両極端(バリエーショに富ませる)、いつでもどこでも、脱力の3つだ。

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