横井昌志逮捕
3:yhk:2010/04/01 04:15
統計に見る逮捕・勾留制度の現状

刑務所に1人を入れるために5人を逮捕

統計によれば、2001年に検察庁が処理した被疑事件のうち逮捕された人は
13万5475人で、そのうち勾留された者は12万1503人でした。
逮捕された者のほとんどがそのまま勾留されているのです。
一方、同じ年に全国の地裁で有罪判決を受けた者は7万0074人、
そのうち懲役・禁固以上の実刑判決を受けた者は2万7108人に過ぎません。
対象が異なるため厳密な比較ではありませんが、
日本の刑事裁判ではおおよそ逮捕された10人のうち9人が勾留されるものの、
そのうち地裁で有罪判決を受けるのは5人、
実刑判決を受ける2人ということになります。
罪を犯したとされる1人を刑務所に入れるために、
無実の2.5人を含む4人が必要のない拘束を受けているのです。
実際には、逮捕されていない者で実刑判決を受ける者がいますから、
逮捕者で実刑判決を受けなかった者の割合はもっと増えるでしょう。

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